幼稚園選び
幼稚園選びにはまず、親子そろって園に足を運ぶところから、始めましょう。園に着いたときのわが子の表情と、帰るときのわが子の表情や言動などの変化を見逃さないようにしましょう。子供は正直です。自分の気に入った幼稚園では、いつもの表情を親に見せるものです。気に入らない場合や自分の居場所を見つけられないときは普段とは違う表情を見せます。
幼稚園説明会では園の雰囲気がなんとなく伝わってきますが、一つ目のポイントは園長先生や職員の方の雰囲気を見てみるといいです。園長先生のお話しする内容が自分の子育てとマッチしているか、というところもポイントです。職員の方や先生の中に中堅のとりまとめができるベテランの先生が存在しているかというのもチェックしておくとよいですね。園生活の中で事故やトラブルが起きたときに的確な判断のできる先生が在任していることも重要なポイントです。若い先生のパワーで子供達と接してもらい、経験豊富な先生は子供たちに目を配ってくれるので両方のバランスがうまく取れている幼稚園がお勧めです。幼稚園の説明会だけではなく通常の保育時間に少し覗いてみると保育を受けている子供達の様子を伺えますので将来のわが子の姿と投影しながら観察してみるとよいでしょう。
幼稚園の施設もよく観察することが大切です。各幼稚園ごとに教育に大きな方針があります。豪華な遊具や子供達が安易に喜ぶものばかりを集めた施設は避けたほうがよいでしょう。もともと子供達は空想することが大好きです。極端に言えば木の枝1本、葉っぱが1枚でも、想像力で枝はお魚釣りのさおに、葉っぱはお皿でままごと遊びをすることができます。遊具はもちろん必要ですが、我が家の食卓を囲んでいるようなコーナー遊びができる教室作りを心がけている園はお勧めです。 コーナー遊びとは保育室の中にいろいろな遊びのコーナーを設け、子どもたちが自分で遊びを選べるようにしたものです。内容は、ままごとやお絵かき、季節の物を使ったもの作りや生き物、草花、編み物やリズム体操、ごっこ遊びなどです。子どもたち自身がいろいろ工夫したり、保育士が子どもの様子を見ながら援助したりと、コーナー遊びも少しずつ変化したり発展していきます。子ども自身が自分の考えを出し合い、刺激しあいながら楽しく遊ぶことで自分の居場所を創って行く保育です。生き物や草花コーナー遊びを経験している子どもたちは、散歩にでかけると、自然の草花や木の実、虫などに以前にも増して興味を示し、図鑑を持ち出して、観察したりそれらを使っての遊びが広がっていきます。将来的に物事を自分で考える力がついていくのです。遊びを通して人と人とのコミニケーションがとれるようになっていくのです。
幼稚園は各家庭の教育方針とよく照らし合わせて、子供にとって快適な園生活が送れる場所を探してみることが大切です。